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学校評価・自己評価について

本校は、2016年より自己評価委員会を立ち上げ、厚生労働省の「看護師等養成所の教育活動等に関する自己評価指針作成検討会」から報告された指針に基づき、学校評価・自己評価を実施しています。

評価項目は、領域Ⅰ~Ⅺまでの大項目、26の中項目、125の小項目で構成されており、評価基準は、3(よくあてはまる)、2(だいたいあてはまる)、1(当てはまらない)で評価しています。

実施した自己評価は、自己評価委員会でとりまとめ、学校運営会議で報告後、HPに掲載公表(2016年より)しています。

2022年度(令和4年度)の自己評価を行いましたので公表します。

【 2022年度(令和4年度)学校評価結果 】

1 対象者 教員10名 回収率100%
2 実施日 2023年3月20日~2023年3月31日
3 結果 2022年度学校評価・自己評価の結果は、全体平均2.5で、昨年と同様であった。評価が2以下の項目は、昨年は0だったが今年度は1項目「研究」の項目が1.9であった。2022年度もコロナ禍で感染対策を万全に行う中での、学校運営を余儀なくされた。実習も臨地に行っては中止(学内へ変更)の繰り返しが続き、業務の煩雑化や学内実習の充実を図ることが優先され、学会(Web)参加や研究的視点を養うことが難しかったことが影響していると考えられる。また、項目Ⅴ経営・管理過程とⅥ入学の評価が昨年と比べそれぞれ0.1~0.2低くなっている。これは、受験生数の減少に伴い、2023年度の入学生が定員に満たらなかったという現状が影響していると思われる。詳細はレーダーチャート図1~図4に示した。
4 今後の課題 2023年は、新カリキュラムが開始して2年目を迎え、新カリと旧カリの実習が同時に進行する年度となる。また、新型コロナウイルス感染症は感染症法5類となるが、まだまだ基本的な感染予防対策は気を抜けない状況である。煩雑化が考えられる今年度ではあるが、教員の研究的視点や新しい知見を取り入れるための研修など積極的に取り組み、教員のモチベーションの維持・向上を図っていきたい。
更に、新型コロナウイルス感染症の収束状況をみながら、項目Ⅶの卒業・就業・進学に関する情報収集や卒業生の声を聞くなど状況把握に取り組み改善に繋げたい。
また、入学生の確保に向け、現状分析を十分に行い、学校経営の安定化をめざし実効性のある対応を考えていきたい。

本校では、今後も継続的に学校評価を実施するとともに、その結果を教育活動へフィードバックさせ改善し、学校の維持・発展に繋げていきたいと考えています。

遠賀中央看護助産学校学校長 西間 三馨

2022年度の学校評価・自己評価大項目の平均値をレーダーチャート図1に示す。

2022年度の学校評価・自己評価の各項 Ⅲ~Ⅴの細項目平均値をレーダーチャート図2~図4に示す。

コスモス